竹内浩三 生誕祭

今年で7回目となる「生誕祭」が、5月10日に開催された。第1部では、小・中・高校生達による朗読と、よしだみどりさんによる朗読。「モオツアルトのシンホ二イ四十番」「ぼくもいくさに征くのだけれど」「勲章」等をみどりさんもビックリされるほど見事に朗読してくれた生徒達。
3時間にも及ぶ特訓の成果が表れたようだ。また、美術部の生徒達は、読んだ詩をイメージして絵を描いてくれた。
  

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今回は、若い世代に伝えていこうと言う趣旨で、みどりさんが企画してくれた。きらきらと輝く、エネルギーをいっぱい放った聴きごたえ・見応えのある第1部。
2部は浩三の姪にあたる「庄司乃ぶ代さん」と岡田美代子さん・よしだみどりさんによる座談会。庄司さんのお孫さんが、浩三にそっくりとの事で、懐かしい話を聴かせて頂けた。

募っていた募金で、吹上の「スーパーぎゅうとら」の駐車場に「浩三の詩」の看板を設置できたので、その除幕式をする。「しかられて」と「うどん」の2作品を表・裏に記したもので、浩三が描いた漫画のイラストも入っている。
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浩三の生誕地に近い場所で、買い物に出かけたり、近くを通ったら是非観て欲しい。
明倫小学校・市役所・宇治山田高校・そして、今回の生誕地。伊勢に降り立った浩三フアンの方が、巡っていただけるよう、更に詩碑が増えたならと思う。


魅惑の如意輪観音菩薩様

年に2日しかお逢い出来ない、観心寺の秘仏 如意輪観音菩薩(国宝)を一目拝観したいと、沢山の方が訪れました。幸いお天気に恵まれて、爽やかな春の1日を過ごす事ができました。
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高野山真言宗 遺跡本山 観心寺は、役行者によって開創。弘法大師空海により、如意輪観音像を彫刻されて本尊とする。後醍醐天皇は、楠木正成を奉行として金堂を造営。
広い境内には、建掛塔・星塚・楠公首塚・鎮守堂・後村上天皇陵があり、今回はボランティアの方達にお願いして詳しく案内をしていただいた。
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右写真は「うわずみ桜」と言う珍しい桜です。

如意輪観音様は、想像していたよりも、色彩も多く残っており、少し物思いに耽っているかのようで、優しそうなお顔をされていました。榧の一本造だそうで、6本ある手は「右の第一の手は思惟せり、第二の手には如意宝珠を持ち、第三の手には念珠を持つ。左の第一の手は山を按す、第二の手には蓮華を持し、第三の手には輪を持す。」と記されています。

時間にゆとりがあったので、法話も聴かせて頂けましたし、仏様とゆっくり対面させて頂けました。これで、来年の4月17・18日まで、どなたともお逢いすることなく扉の奥に休まれるのですね。

大阪の造幣局・桜の通り抜けは、期間が過ぎてしまった為、行く事は出来ませんでした。とても残念でしたが、「滝谷不動門前屋」で、昼食もゆっくりし、「滝谷不動」を参拝して、帰路に着きました。

秋の計画もすでに決まっています。
10月28日(水)に京都府八幡の正法寺を参拝予定です。国宝・重文の由緒あるお寺です。先代住職の大学時代の友人のお寺です。是非次回もご参加ください。
















てらこやフェスタ

あいにくの雨になったが、約50人のお稚児さんが参加して、お祭りを賑やかにしてくれた。行事は盛り沢山!
本堂では「観経曼荼羅絵解き」と「涅槃図絵解き」が僧侶によって、分かり易く楽しい解説がなされた。
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たくさん張られたテント内では、子供達が喜ぶ「綿菓子」「ポップコーン」「ジュース」が甘い匂いで誘っている。その横では、杵と臼で「もちつき」が行われ幼い子供が一緒に大きな杵を振り上げて得意そう。ヨーヨーで遊ぶ子も見られる。
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赤心殿内に入ってみよう。ここでは、「地獄のおはなし」が暗闇の中で語られている。ちょっと気の弱い子は、「こわいよう~」とべそをかいている。
一生懸命「腕輪数珠作り」をお母さんとしている子・搗きたてのおもちをほお張っている子・大きなサトイモが入った「山形風芋煮」を美味しそうに食べる親子で賑わっている。
洋間では「リンパマッサージ」をしてもらって気持ちよさそうに寝ている人もいる。
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華道の展示や「ヨガ体験」・「お坊さんになってみよう」などもあって、忙しい。
書院の方にまわってみると「お守り作り」をしている。写仏をして僧侶にお経をして「精」を入れてもらい、自分だけのお守りが出来る。
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色々な催し物を残らず参加して廻ったら、ゆっくりと最後は「雅楽コンサート」で心を鎮めたい。20人もの奏者が厳かに「越天楽」を本堂いっぱいに響き渡らせる。荘厳さに圧倒される。
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さあ、子供達が待っていた「お菓子まき」が始まった。一杯に詰まった何箱ものお菓子が瞬く間に子供達の袋を満たしてしまう。自分の背ほどもある袋イッパイのお菓子にどの子も嬉しそうな笑顔がこぼれる。

若い僧侶達が企画した「地域の人が気軽に寺や僧侶と触れ合える為」のフェスタは大成功だったのではなかろうか?直接色んな人の声を聞き、体験してもらいながら、反省もしつつ、また新しい事に挑戦してほしい。

企画・準備・宣伝・本番はもちろん、後かたずけまで、約60人もの東海4県浄土宗青年会の皆さん。どうもありがとうございました。お疲れ様でした。



























秋の寺院巡り

古寺名刹・法華寺と薬師寺、がんこ一徹長屋の博文堂を巡ってきました。
寺院・仏閣を愛する方々が多く、今年も秘仏御開帳を目当てに集まって頂きました。少し楽しみもと筆作り体験も組み込みました。

法華寺
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11面観世音立像が特別公開されています。榧で作られた一木で、光背には蓮の花と葉が施されていて特徴的な仏様です。11面の名は、頭部に11の顔を現わしていますが、人々の心にある11の苦悩を取り、代わりに11の喜福を与えるという観音の功徳を現わしています。今回は華楽園と慈光院も合わせて拝観しました。慈光殿では国宝阿弥陀三尊の三幅を始め法華寺の五重小塔や瓦を。華楽園では浴室(からふろ)や光月亭を観ながら広い庭園を散策。

昼食後は時間の都合で急遽、薬師寺組と筆作り組に分かれて行動。

薬師寺
薬師寺組は僧侶による法話を聞いた後、それぞれの足に合わせて、大講堂まで行く人、もう少し足を延ばして平山郁夫の壁画がある大唐西域壁画殿まで頑張った人とありました。
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筆作りの組は、職人さんが作る筆見学と墨作り体験で時間がきてしまったようです。
どちらも充分時間はあったはずなのですが、それでもゆっくりと満喫するにはいくらあっても足りないものですね。

落ち着いたしっとりとした寺が好みの方。華やかな寺院が好みの方。色んな楽しみ方があると思いますが、仏様やお寺が好きな方達とまた次回も楽しい企画をしたいと思います。

 



寺子屋フェスタ

9月の赤門通信で少しお知らせしましたが、「寺子屋フェスタ」を来年3月7日(土)に、本堂・赤心殿で、開催する事になりました。地域の方達と共に多彩な催し物をし、寺に集まって頂くきっかけになるように考えられたものです。まだどのようにしていくかは決まっていませんが、いろんな可能性を秘めているようです。何かをしていこうとするのは大変でもあるけれど、やりがいもあるものです。今後に期待したいと思います。

名勝「庭園」と美術館

相国寺境内にある承天閣美術館で「伊藤若冲」の名宝展が開催されているというので、是非にと京都まで出かけました。鮮やかな鶏の画や鹿苑寺(金閣寺)にある葡萄の襖絵等が有名ですが、今回あまり展示される事がない「釈迦三尊像」を拝観できました。工芸品で織部の茶碗や鉢物等もありたっぷり1時間半堪能しました。また、庭には変わった形の灯篭が沢山あり、見事な庭を楽しませて頂きました。

次は造園家7代目・小川治平衛が作園した山形有朋の別荘。無鄰庵。東山を借景とし、三段の滝、池、芝生を配した池泉回遊式庭園。建物は、母屋・洋館・茶室とあり、洋館の2階は明治36年に、山形有朋・伊藤博文・桂太郎・小村寿太郎の4人により「無鄰庵会議」が開かれている。京都の喧騒などと無縁の落ち着いた贅沢な別荘。

3番目に訪れたのは、無鄰庵から少し離れた平安神宮の神苑。平安神宮へは、度々参拝することはあっても、神苑まではなかなか時間が取れなかったから、30,000㎥の広大な庭園には驚くばかり。四季折々の花が配置され、手入れの行き届いた園内には丁度萩の花が咲き乱れていました。
仏像も心安らぎますが、趣ある庭園もそれぞれに、煩雑な日常を一時忘れさせてくれるもののようです。

敬老の日

秋晴れの爽やかな1日。「敬老の日」を祝う会で二胡演奏をさせていただきました。少しアルコールも入ってご機嫌な方もいる賑やかな中で、演奏が始まりました。
今朝の新聞に「山口淑子(李香蘭)」さんの悲報が載っていました。偶然、私達が披露したのは、「夜来香」「蘇州夜曲」「何日君再来」で、まさに話題の曲でした。懐かしく胸迫る曲で、当時を思い出された方もみえたのではないでしょうか?
引き続きマジックを披露される方にバトンタッチして、会の役員さん達にお見送り頂いて帰宅しました。
今日の日本の礎となる道を築いて来られた方達に敬意を表して、実り豊かな秋の1日を楽しませて頂きました。

月夜の音楽会

9月9日、1日遅れた満月の宵。本堂の前で二人だけの二胡コンサート。観客はお月さまと虫達。「荒城の月」「我が心は月の如く」「蘇州夜曲」等、練習曲を小一時間程。ほろ酔い気分で、澄んだお月さまを眺めながら、気分良く奏でました。
住職交代してから、少し気分的にゆとりができたのでしょうか。ゆっくりと時間を楽しむことが出来るようになってきたように思います。9時過ぎて、虫達のコーラスとバトンタッチして、部屋へ引き揚げました。

華灯篭送り

今年も精霊送りが巡ってきました。新盆を迎えられた方を中心に法要が営まれます。例年「蓮の会」の詠唱と「河崎音頭」の奉納があり、その後法要が執り行われます。

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本堂の前では、かき氷やヨーヨーを楽しむ子供達の賑やかな声・久し振りに会った懐かしい顔を見つけておしゃべりが弾む声が聞こえてきます。仏前の供物を置き、線香を焚き、お参りを済ませると今年も無事御先祖様をお送りさせてもらったと、華灯篭を眺めながら帰路に就かれます。

暑い1日でしたが、役員さんや世話役さんには本当にお世話になりました。

盆大施餓鬼会

新住職による盆大施餓鬼会が7日に執り行われました。法要後、初めての法話は「ナスとキュウリ」による例え話から入りました。
御先祖様に早く来てもらえるよう、馬に見立てたキュウリ、ゆっくりと帰って頂くよう牛に見立てたナスを飾りました。少し緊張しているようでしたが、大勢のお檀家さんに耳を傾けてもらえたようです。
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詠唱奉納は先月松阪で発表した「来迎和讃」を取り入れました。涼やかな声が染みいりました。









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